
自転車の組み立て方
ここでは、基本的な自転車の組み立て方の説明をしています。
※下記の説明は、一般的なロードレーサーによる説明です。
価格帯、メーカー出荷状態によって作業内容が変わりますので、
詳細について知りたい方はご質問ください、お待ちしております。
- 1.完成車の場合
- 基本的に自転車は、7割程度組み立てられた状態でメーカーより送られてきます。

- 2.まずは梱包を解き、分解作業に入ります。
- 組みつけられた部品を全て取り外します。
- この際、部品に問題がないか、初期の組み付け状態に問題がないか、フレームに問題がないか、
チェックします。
- 3.フレームのチェック 修正作業
- メーカーから発送された状態は完全ではありません。
7割程度組まれた状態から、組立作業を行っても走行は可能です。 - しかし、本当に快適な状態で乗って頂くには、分解調整作業は必ず必要になります。

[ フレームの傷などのチェック ]- BB(クランクの軸部分)のタップ処理
この作業で、クランクのスムーズな回転が得られます。 

- BB(クランクの軸部分)のフェーシング作業
タップ作業の次に必ず行う作業です。 こちらも回転性能の大幅な向上が得られます。 

上記の写真はグリスアップ作業のみの写真ですが、 BB部分と同様、カッターによる修正作業を行います。- フレームエンドのチェック、修正。
精度を出すことで、自転車の直進性能が向上。
まっすぐ走らない自転車も多いので、重要な作業の一つです。 
- シートチューブの処理。
この部分はシートポストが入る部分。
この部分のカドを取り、シートポストに傷が付きを無くし、固定力を向上させます。
精度に問題がある物は、シートチューブリーマー用いて、フレーム内部の修正を行います。 
- 4.ホイールの調整、修正。
- ホイールは、スポーク(細い部分)リム(外周の丸い部分)ハブ(回転軸部分)で構成されています。
この部分の張力バランスを調整、最適化を行い、ハンドリング、ペダリングの安定、快適性の大幅な向上を行います。
初期状態でバランスの良い状態の物は殆どなく、再調整が重要な作業です。 -
この作業(調整、馴染み出し)を繰り返すことで、精度を高めます。
最終的に、テンションメーターでチェックして完了です。 -

- ホイールの歪みを取るだけでなく、一本一本のバランスを適正にすることで、走行感が大幅に向上します。
- 長期の使用でも、歪みが出にくくなる事も利点の一つです。。
- 5.組み立て作業。
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フレームの修正、ホイールの調整作業が完了、部品のチェックまで完了した段階で組み立て作業に入ります。
メーカーから発送された状態でのグリスなどは、大部分除去してしまい
組みつけの際は、各部に最適なグリスや油脂類に塗布し直しての作業になります。 -
ロードバイクでは8種類程度。
マウンテンバイク、特にサスペンション搭載のモデルでは10種類程度のグリスを使用します。 -
カーボン素材等、トルク管理が重要な素材が増えているので、油脂の選定も重要になります。
逆に、グリス類を塗布してはならない場所もあるので、その辺りも注意すべきポイントです。
トルク管理も当然重要になります。 -
まずは、BB(ボトムブラケット)の取り付。
ペダリングのカナメであり、大きな負荷の掛る部分です。
トルクの掛かりやすく、噛み込み難いグリスを使用します。
カーボン素材等のフレームの場合には、樹脂等の素材を侵食しないタイプの物を使用します。 -

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次にヘッド回りの取り付けです。
フレームにヘッドパーツを圧入していきます。
ヘッドの部分には幾つか種類があるので、ケースによって変ります。 -

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次にクランクの取り付けです。
クランクの構造にはいろいろな種類があり、形状によって取り付け方が異なります。
最近の主流は、シマノのオクタリンクU、またそれに模した他社製品が増えています。
このタイプの物は、フレームの精度、取り付けトルクにより、大幅に性能が向上します。 -

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次にフロントフォークの取り付けです。
こちらも上記と同様、適正トルクと、グリスを塗布して組みつけて行きます。
近年のフレームは、カーボン製が多く、それに適したグリスを使用することが後の性能に大きく関わってきます。 -

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次にブレーキ等の組み付けになります。
車輪を組み付け、Rディレラー取り付け部分の修正。
完成車、フレーム販売の状態に関わらず、精度が出ていない部分です。
専用工具で、適正にフレームを修正、チェックします。 -

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他のパーツ、デュアルコントロールレバー(変速機&ブレーキレバー)、フロントディレーラー
チェーン等の取り付け、変速ワイヤー、ブレーキケーブル等も取り付けて行きます。
適正なワイヤー長、取り回し、また、ワイヤーにケミカルチューニングを施すことによって、 初期の組み付け状態では得られない、滑らかな操作感を得られるようになります。 -

- 変速機の調整、ブレーキ、レバーの調整、デュアルコントロールレバー(変速機&ブレーキレバー) の調整、各部分のチューニングを施して行きます。
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サドル、ペダルを取り付けて組み付け作業が完了です。
この際に、当初計測したボディージオメトリーから、ある程度適したポジションを 仮に設定しておきます
※写真はバーテープが取り付けられていますが、実際はフィッティング後のとりつけとなります。 -
この後、試乗チェック、微調整、をして組み立て作業が完了となります。
この後、納車作業、フィッティング作業となります。 - ※自転車の詳しいフィッティング作業はこちら ⇒ 自転車のフィッティング
- 6. 最後に。
- ここまで読んで頂いてありがとうございます。
- スポーツサイクルは、自分の足でどこまでも走っていける、バイクとの一体感を楽しめる、素晴らしい 乗り物です。
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ご来店頂いたお客様に、この楽しさをずっと味わって頂きたいと思っています。
例を挙げればキリがなくなりますが、一つ一つを大事にお客様とお付き合いして行きたいと思います。
限りなくライダーに近いお店、一緒に楽しめるお店、これから自転車を始めてみたい、 今の自転車になにか疑問を感じる方、一度ご来店してみてください、 自ら走る経験と技術でお答えできると思います。 - 小さな店舗ではありますが、自転車を一緒に楽しみましょう!!